RISC-VはRISC-V協会によって推進されるフリー且つオープンなRISC命令セットアーキテクチャ(ISA)であり、多くの産業などのアプリケーションで自由な設計を可能にします。

ルネサスはRISC-Vアーキテクチャに基づくCPUを実装することで、お客様にさらなる選択肢を提供し、多くの分野でイノベーションを促進することができます。 ルネサスはRISC-Vのオープンソースプラットフォームを採用することで、お客様の設計に最適なプラットフォームを柔軟に選択することができます。 ルネサスは汎用やアプリケーション特化型のプロセッサにおいて、これらのRISC-Vポートフォリオに、世界最高水準の信頼性、エコシステム及びサポートを提供します。

ルネサスは、特定用途に特化した一連のASSP製品、および幅広い用途に適用可能な汎用MCUを、32ビットRISC-Vをコアとして採用、業界の動きに先駆けてリリースしました。 応用分野としては、モータ制御、音声制御のヒューマンマシンインターフェース、産業用機器、ミックスドシグナルシステム、IoTなどが挙げられます。

ASSP EASYグループはパートナーとの強力な協調により、費用対効果、開発効率性、特定アプリケーション特化したソリューションのポートフォリオを実現することができます。モータ制御や音声コマンドの用途に特化したASSP製品は、その分野のスペシャリストであるIDHによって開発された設計しサポートする専用ソフトウェア、キット、そしてツールによるターンキーソリューションをそのIDHから提供するビジネスモデルです。

一方の汎用MCUは、ルネサスが独自に開発した自社のRISC-Vコアを採用しており、拡張性、性能、エネルギー効率に優れた設計となっています。ルネサス製e² studio統合開発環境のみならず、各パートナー企業から販売される設計開発ツールによって強力にサポートされており、グローバルで広範な市場に対応しています。

ルネサスのマイクロプロセッサRZファミリは、RISC-V CPUコアを搭載したRZ/Fiveマイクロプロセッサも提供しています。

ドキュメント

分類 タイトル 日付
パンフレット PDF 407 KB
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RISC-V General Purpose MCUs

An overview of the RISC-V MCU built on the Renesas core offering developers a new low-power, high-performance open architecture platform option with full toolchain support. Visit the R9A02G021 product page for all the details.